本日のランチ「半夏生」
梅雨も中休みでしょうか、久しぶりに晴れ間が見えている本日は「半夏生」です。
半夏生は夏至から11日目にあたる日で、農作業の節目であったり、半夏雨と呼ばれる大雨を喚起するものであったりと、農業と密接な関係にある日です。
ここ福井県では、半夏生の時季に、脂ののった鯖の丸焼きをいただく習慣があります。
これは江戸時代、農作業で疲れた体を癒し、盆地特有の蒸し暑い夏を乗り切るための貴重なスタミナ源として、越前大野の領主が領民に配ったのが始まりとされているそうです。(諸説あります)
鯖を背開きにして竹串にさし、頭から尾まで丸ごと焼いた鯖は、毎年ニュースにも取り上げられていますね。
当院では本日「半夏生」のお食事として、焼き鯖を主役にしたランチをお出ししました。
~半夏生のお献立~
焼き鯖寿司
夏野菜の天ぷら
高野豆腐の炊き合わせ
たこの塩麴和え
すまし汁
フルーツシャーベット
福井名物の焼き鯖寿司をメインに、旬のお野菜も盛り込んだ、元気が出る献立です。
鯖パワーでこれから迎える暑い夏を乗り切っていきましょう。